ニューコードNLP カフェ

2015年10月

日本では、人が机の上に腰かけている姿をみることはあまりないことと思います。
でも、ヨーロッパやアメリカの映画などではけっこう見かける光景なんですよね。

以前、私はアメリカのサンディエゴで10日間ほど、アメリカ人のご家庭にホームステイをしたことがあります。
やはりアメリカでは机の上に腰かけるのは当たり前のことのようで、私が滞在していたお宅でも、ホストファミリーが机の上に腰かけて話したりしていました。

そして日本に帰国し、職場でみなにホームスティの話をしていた時のことです。
そのとき、私は自分が机の上に腰かけ、足をぶらぶらさせながら話をしていました。

私は、彼らがやっている行動と同じことを無意識にやっていたのです。

同僚の「机のうえ・・・」の言葉で、ハッと気がついたのだけど、それまでは机に腰掛けてるって認識すらなく、本当に無意識のうちに机に腰掛けていました。

このように、一緒に居る人たちから吸収してマネしていること、いろいろあるんですよね。



机といす

街を歩くと、少しずつ赤や黄色に色づき始めている木々を見かけます。
東北、関東あたりの山々では紅葉の見ごろを迎えているというニュースを耳にしました。
だんだんと秋が深まってきていますね。
街中の木々も紅葉の見ごろを迎えた頃、街はどのような姿をみせてくれるのでしょうか。


ところで、先日、東洋医学的なアプローチで診療をされているお医者さんと話をする機会があり、どのように診察をしているのか、聞いてみました。

すると、そのお医者さんは
「診察室に入ってきたときの、患者さんの表情、肌の色やツヤ、全体的な様子などを確認している。
そして、患者さんの診察をするときは、患者さんの話に耳を傾けつつ、話しているときの声の力強さや大きさ、話す時の動きなどにも注意を向けている。」
とおっしゃっていました。

診察する上で、患者さんの話や検査データからの情報も大切だけど、それと同じくらい言葉以外で患者さんが発している情報(声、表情、雰囲気など)も診察する上で大切なポイントなのだそうです。

私たちは、何かを伝えるとき「言葉」以外でもさまざまなことを伝えているんですよね。

jyosi

福岡は爽やかな秋晴れで、空を見上げると雲ひとつない青空が広がっています。
朝晩になるとひんやりとして、徐々に秋が深まってきているのだな~と感じます。
ところで、私は先日、東京で開催された、ニューコードNLPコーチング基礎コースにアシスタントとして参加しました。
ニューコードNLPコーチング基礎コースは、6日間でNLPの基礎を習得するコースです。

さて、今回は基礎コース全6回の中の1回目と2回目がありました。
周辺視野が広がった感覚や人と自分とが繋がった感覚など、多くの人から変容のプロセスのシェアをいただきました。
また、一人一人の変容のプロセスをミラーニューロンを通してお互い共有し、その相乗効果でより大きな変容のプロセスを体験しました。

私は、今回、脳の構造と神経ネットワークについて、お話をさせていただきました。



次回は、脳の働きと眼球動作の関係についてお話させていただく予定です。
そういえば、今回泊まった宿は、東京タワーのすぐ近くで、外にでると目の前に見えました。

 
近くでみると、迫力があります。
この東京タワーって、曲線と直線などの絶妙なバランスで出来ているんですね☆


先日、SパターンというNLPモデルを使ったセッションを行いました。

「Sパターン」とは、眼球動作を使って、非常に強烈な状態(例えば、パニックやPTSDの状態など)を即座に中断するモデルです。
NLP共同創始者のジョン・グリンダー博士が東北大震災後に来日した際、災害に関連した個人的トラウマや喪失を経験した方に向けて紹介されました。
こちらの写真は、先日Sパターンのセッションをしたときのものです。




セッションの後、フィードバックをいただきました。

◇ Iさま
高いところから下を見ると、足がすくんで、胃のあたりがぎゅっとなる感覚がありました。
→セッション後、視界が明るくなりました。高いところから下を見たところ、足と胃のあたりに出ていた感覚がありませんでした。

◇Hさま
セッション後、身体のテンションが抜けて脱力しています。お風呂上がりのように、頭も身体も緩んでいます。セッションをする前は腕や肩、背中などに力が入っていたことに気がつきました。

昨日、4名の方とNLP個人セッションを行いました。

その中のお一人は、過去に体験した出来事でトラウマのようになっていることがあるので、それをクリアにしたいということでセッションを行いました。

spata-nn


ワーク後に「身体が脱力しました。今まで分からなかったけど、実は身体にテンションをかけていたのだな、今はそのテンションが抜けています。なんだか、お風呂から上がったみたいな感じで、身体も頭もゆったりしています。」とおっしゃっていました。

クライアントさんの変容のプロセスはとても神聖といいましょうか、お一人お一人違っていてファシリテーターをしながら気づくことがたくさんあります。
ワークを通してそのプロセスを共有するのは、ファシリテーターにとっても素晴らしい体験です。


kuro-ba-

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