先日開催したワークショップに参加された方が、「私は人前に出ると緊張するんです。」という話をされていました。

その方に、それでは緊張しているとき、体はどのような状態ですか?と伺ったところ
・顔が赤くなる
・頭が真っ白になる
・手先が冷たくなる
・鼓動が聞こえるくらい、心臓がバクバクする。
といったことを挙げてくださいました。

ニューコードNLPでは、例えばクライアントさんが「緊張するのでそれを解消したい」という内容でセッションに来られた場合、緊張するという言葉そのものは扱わずに、その時、五感で感じている状態を扱ってワークをしていきます。


私自身、以前は人前に出ると、
・顔が真っ赤になる
・足が震える
・喉がキュッと閉まったようになり声が出にくくなる
・心臓の鼓動が早くなりドキドキする
といった状態になっていました。

こういったこともあり、人前に出るのが嫌でたまらなかったし、またカラオケなど人前で歌うことなども避けていました。

そこで、これらの状態に対して自分自身でNLPのワークを行っていったところ、今は、人前に出て何か話をすようなときも、以前のような状態になることもなく、パフォーマンスを行っています。

先日は、20人くらいの前で、一人で松田聖子さんの歌を歌いました。
皆さんの前に立つ前に、心臓の鼓動がドキドキするのを感じましたが、いざ、踊りながら歌いはじめると、歌いながらも目の前にいる人、お1人お1人の顔がはっきりと見え、皆さんの手拍子や曲の音、自分の体の動きや声など、全ての動きや音、見えるものなどが、はっきりとクリアに分かっている、という状態を体験しました。

これは、スポーツではフローと言われている状態で、NLPではハイ・パフォーマンス・ステートと言われています。

ドキドキすることを緊張として扱ってしまうと、それだけでパフォーマンスの質が低下しますが、ドキドキするということを感じることに留めていると、それはパフォーマンスの質に影響を与えないという体験をしました。

「緊張する」って何なのでしょうね???

ステージ